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メーカー系SIerはやめとけ?転職するメリットを徹底解説!

メーカー系SIerはやめとけ?転職するメリットを徹底解説!

「メーカー系SIerに転職したいけれど、将来性はあるのだろうか?」

「ブラック企業に入って後悔したくない」

メーカー系SIerに興味はあるものの、内情が見えずに転職をためらっている方は少なくありません。メーカー系SIerには、親会社の安定した経営基盤や充実した福利厚生といった大きな魅力がある一方で、年収の伸び悩みやキャリアパスの制約といった懸念点も存在します。

この記事では、メーカー系SIerが「やめとけ」と言われる理由と、それを上回る転職のメリットを徹底解説します。

また、キッカケエージェントでは、納得のいくキャリア形成を成功させるための情報提供をはじめ、応募書類の添削や面接対策などの手厚いサポートを行っています。メーカー系SIerへの転職を確実に成功させたい方は、ぜひお気軽にご相談ください

メーカー系SIerの特徴と構造

メーカー系SIerの特徴と構造

メーカー直系SIerのビジネスモデル

メーカー系SIerは、富士通株式会社や株式会社日立製作所などに代表される、大手メーカーのグループに属する企業を指します。親会社の強固な経営基盤を背景に、極めて安定した事業運営を行っているのが大きな特徴です。

主なビジネスモデルとしては、官公庁や金融、製造業などの大規模案件が多く、ウォーターフォール型による確実な開発を得意としています。担当する顧客は誰もが知る大企業が中心であり、プロジェクトの規模(予算)はWeb系企業と比較して桁違いになることも珍しくありません

また、IT業界の多重下請け構造において「一次請け(元請け)」を担うケースが多く、顧客と直接交渉する機会が豊富です。一方で、事業戦略や開発手法が親会社や主要顧客の方針に大きく左右されやすいという側面も併せ持っています。

独立系とは親会社からの影響度が違う

独立系SIerとの決定的な違いは、親会社への依存度です。メーカー系SIerは、親会社や特定業界に特化したビジネス展開を行うため、採用する技術スタックや事業戦略が親会社の方針に沿って決定されるケースが多く見られます。そのためエンジニアは、親会社の技術基盤や業界特有の専門知識を深く掘り下げながらキャリアを形成していく傾向にあります

一方、株式会社大塚商会やTIS株式会社のような独立系SIerは、特定のメーカー資本に縛られず、多種多様な業界のクライアントと柔軟に取引できる立場にあります。メーカーの制約を受けずに技術選定を行える幅が広く、最新の開発手法や異業種のプロジェクトに携わる機会も多いため、キャリアの自由度やスキルの広がりという点では、メーカー系と独立系で明確な違いが生じます。

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メーカー系SIerが「やめとけ」と言われる理由

メーカー系SIerが「やめとけ」と言われる理由

年収・昇給ペースが遅い

メーカー系SIerは、企業や職種によって年収に大きな開きがあります。例えば、株式会社野村総合研究所(NRI)のようなシンクタンク系・ユーザー系に近い大手では30歳で1,000万円以上を目指せる一方、大手メーカー系では30歳で650万円〜700万円程度が一般的です

また、近年の人事制度改革により、一部の企業では従来の年功序列型から実力主義へ移行する動きが見られます。実際に早期退職の募集やパフォーマンスに応じた減給制度を導入する例も出てきました。一方で、旧来の年功序列制度が根強く残る企業も依然として多く、個人の成果が昇給に反映されにくい環境に不満を抱く層も存在します

親会社依存でキャリアが制約される

メーカー系SIerは親会社の意向に沿った事業運営を行うため、案件の内容が固定化しやすい傾向にあります。特定顧客に特化したシステム開発が中心となるため、使用する言語もJavaやC#などの汎用的な技術に偏りがちです。

また、新卒採用においては「配属ガチャ」のリスクがあり、希望と異なる部署に配属されることで、理想のキャリア形成に支障をきたすケースも少なくありません。モダンな開発技術やWeb系のスピード感に触れる機会が少ない点は、エンジニアとしての市場価値を広げたい方にとって懸念材料となりやすいです

技術より調整・管理業務が多い

大規模プロジェクトを主導するメーカー系SIerでは業務の分業化が進んでおり、年次が上がるにつれてマネジメント業務の比重が高まります。そのため、実際にコードを書く機会は激減し、35歳前後で「技術的な壁(実装スキルの停滞)」に直面するリスクがあります。

さらに、顧客の多くは伝統的な大企業や官公庁であり、厳格な品質管理やドキュメント作成が重視されます。そのため本来は迅速なリリースと改善が求められる新規事業やサービス開発であっても、一括請負・ウォーターフォール型の契約形態が前提となり、最適な開発手法(アジャイルなど)を選択しにくいという構造的な課題があります。これが、スピード感を重視するエンジニアにとっては、身動きの取れないもどかしさを感じる要因となっています。

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メーカー系SIerならではのメリット

メーカー系SIerならではのメリット

安定した経営基盤と福利厚生

メーカー系SIerは、親会社の強固な資本と信頼を背景に、極めて安定した事業運営を行っています。特に福利厚生の充実は特筆すべき点であり、確定拠出年金、手厚い住宅補助、充実した医療保険など、長期的に安心して働ける環境が整っています。

さらに教育制度にも注力しており、新卒・若手には数ヶ月に及ぶ長期研修を、マネジメント層には体系的な教育プログラムを段階的に提供している企業がほとんどです。若手からベテランまで、腰を据えてスキルの底上げを図れる点は、メーカー系ならではの大きなメリットと言えます

長期的に働きやすい環境

近年は働き方改革が急速に進み、リモートワークや中抜け可能なフレックスタイム制など、柔軟な働き方を導入する企業が増えています。また、「配属ガチャ」の懸念に対しても、中途採用を中心に部署やプロジェクトを確約するケースが増えており、キャリアの不透明感が払拭されつつあります。

キャリアパスについても、従来の「全員マネジメント」という風潮から変化し、アーキテクトやテックリードといったスペシャリスト職を明確に定義する企業が拡大しました。自社プロダクト開発やAI、クラウド領域といった最先端案件に携われる機会も増えており、長くエンジニアとして専門性を追求できる土壌が整っています

自社製品とのシナジー

メーカー系SIerは、親会社の強力なハードウェア製品と自社のソフトウェア開発力を組み合わせ、ワンストップでソリューションを提供できる独自の強みがあります。

例えば製造業の現場において、ハードとソフトを一体化したパッケージ提案を行えることは、競合他社に対する圧倒的な優位性となります。エンジニアにとっても、単なる受託開発に留まらず、ハードウェアを含めた幅広いシステム構築に携わることで、より多角的な視点から問題解決能力を磨くことが可能です

部門異動の柔軟性

メーカー系SIerは巨大なグループ組織であるため、社内公募制度などを通じた部門異動や職種転換が活発に行われています。システム開発からインフラ構築、ITコンサルティング、さらにはAIやIoTを活用した新規事業部門への挑戦まで、1社にいながら極めて幅広いキャリアパスを描くことが可能です。

外部への転職というリスクを冒さずとも、環境を変えて多様な経験を積み重ねられる点は、長期的なキャリア形成において大きなアドバンテージとなります。エンジニアとして特定領域の専門性を深める時期もあれば、管理職や事業企画職へシフトしてビジネスサイドの視点を養う時期も作れるなど、ライフステージや志向の変化に合わせた柔軟な働き方が実現できます。

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メーカー系SIerに向いている人・向かない人

メーカー系SIerに向いている人・向かない人

向いている人

  • マネジメントや大規模プロジェクト運営に興味がある方
  • ワークライフバランスと福利厚生を重視し、安定を求める方
  • 安定した環境で着実にスキルを積みたい若手エンジニア
  • 体系的な学習・教育サポートを求める方

メーカー系SIerではウォーターフォール型の大規模開発が主流であり、PLやPMとしてプロジェクト全体を動かすダイナミズムを若いうちから経験できます。近年はリモートワークやフレックス制度を推進する企業も多く、安定した基盤の上で私生活も大切にしながら長く働きたい方には非常に魅力的な環境です。
また、親会社の強固な経営基盤を背景とした手厚い研修制度も大きな特徴です。技術の基礎を固めたい若手はもちろん、マネジメントスキルを体系的に学びたい中堅・管理職の方にとっても、着実なステップアップが望める最適なフィールドといえます。

向かない人

  • 最新のWeb技術や特定の技術スタックに強いこだわりがある方
  • 「一生プレイング」を希望し、コードを書き続けたい方
  • 事業やサービスへの直接的な貢献・ユーザーフィードバックを重視したい方
  • スピード感のあるキャリアアップやスキルチェンジを求める方

メーカー系SIerは顧客のニーズや既存システムの維持を優先するため、技術スタックが保守的になりやすく、特定の言語やフレームワークに縛られるケースが少なくありません。また、キャリアが進むにつれてマネジメント業務が主体となるため、「現場で手を動かし続けたい」という志向の方とはミスマッチが生じがちです。
大規模ゆえに意思決定のスピードや開発サイクルが緩やかな傾向もあり、スタートアップのようなスピード感や、エンドユーザーのフィードバックを即座に反映させる手応えを求める方にとっては、物足りなさを感じる可能性があります。

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メーカー系SIerから広がるキャリアパス

メーカー系SIerから広がるキャリアパス

同業界(独立系・メーカー系)や非IT系事業会社への転職

メーカー系SIerでの経験は、同業界でのステップアップに直結します。例えば、同じメーカー系でもより高待遇な企業(日本IBMなど)を目指す場合、培った大規模案件の管理能力は高く評価されます。近年はスペシャリスト職を整備するSIerも増えており、技術と収入の両立も狙いやすくなっています。

また、非IT系の事業会社(鉄道、新聞、大手小売など)も有力な選択肢です。こうした企業は内製化を進める中でSIer出身のエンジニアを積極的に採用し、年収1,000万円以上の待遇を提示するケースも見られます。SIerで培ったPM経験は高く評価され、残業時間が減るなどワークライフバランスの改善にもつながります。ただし、非IT系の事業会社へ転職を考える場合は、事業やプロダクトへの関心、社内ITリテラシーの高さを見極めたうえでの転職が重要です。

Web系自社開発やスタートアップへの転職

メーカー系SIerから、Web系の自社開発企業やスタートアップへ挑戦する道も開かれています。ただし、このルートにはモダンな技術スタックへの即応力と、自走できる主体性が不可欠です。

Ruby on RailsやGo、Rustといったモダンな言語・フレームワークを扱う現場では、単に「使える」だけでなく、技術選定の根拠やテストコードの設計指針(粒度)まで深く問われます。近年、Web系企業の採用基準は非常に厳格化しており、SIerでの業務経験に加え、求められる技術要素を自らキャッチアップしておく準備が必要です

一方で、大規模なプラットフォームを展開する自社開発企業の中には、JavaやC#をメイン言語として採用しているケースも少なくありません。こうした企業は、SIerで培った堅牢な設計思想や大規模システムの運用知見を高く評価しており、SIer・SES出身者を即戦力として積極的に採用しています

適切な企業選びができれば、SIerの強みを活かしつつ、スピード感のある環境でエンジニアとして新たな飛躍を遂げることが可能です。

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メーカー系SIerへの転職なら転職エージェントを活用しよう

メーカー系SIerへの転職なら転職エージェントを活用しよう

転職エージェントのみが持つ内部情報を得られる

メーカー系SIerの求人には、求人票には載らない「隠れた採用基準」が存在するケースが多いです。例えば、特定の大手SIerでは「転職回数」や「在籍期間」が選考に大きく影響したり、リモートワーク可としながらも「居住地」に制限があったりすることもあります。

IT業界特化型の転職エージェントは、各企業の最新の年収レンジや部署ごとの雰囲気、プロジェクトの実態まで詳細に把握しています。SIer出身者の市場価値を最大限に活かせる「自社開発企業」の求人など、一般には出回らない選択肢を提示できる点も大きな強みです

応募書類添削や面接対策で選考通過率アップ

確かな技術力があっても、言語化が不十分なために選考で見送られてしまうエンジニアは少なくありません。特に元請けSIerや事業会社の選考では、「プロジェクトで直面した課題に対し、どのような工夫で解決に導いたか」という具体的なエピソードが重視されます

面接では「なぜその技術を選定したのか」「なぜその設計にしたのか」といった、意思決定の根拠を問う質問が頻繁になされます。「顧客の指示だったから」という受け身の回答ではなく、プロフェッショナルとしての自身の考えを論理的に説明できるよう、エージェントとの模擬面接を通じて準備を整えておくことが重要です。

あなたに合った具体的なキャリアパスを提示できる

転職エージェントは、現時点での市場価値を客観的に算出し、狙える年収アップの幅を具体的に示します。そして単なる求人紹介だけではなく、これまでの経験と将来の希望をヒアリングし、「自分一人では辿り着けなかったキャリアの選択肢」を知れる点が大きなメリットです。

例えば、今のスキルが思わぬ異業種で高く評価されるルートや、数年後を見据えて今積んでおくべき経験など、中長期的な視点でのキャリア戦略を提案します。時には「今の環境でもう少し経験を積む方が、将来の市場価値を最大化できる」と判断すれば、無理に転職を勧めないこともあります。

キッカケエージェントでは、業界の内情を熟知したアドバイザーが二人三脚であなたのキャリアに向き合います。土日祝日の相談も受け付けておりますので、まずは「自分の可能性を広げる選択肢を知る」ことから始めてみませんか?

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まとめ

メーカー系SIerのキャリアには、安定した経営基盤や手厚い教育制度といった大きな魅力がある一方、技術選択の制約やマネジメント偏重といった課題も存在します。転職を成功させるためには、自身のキャリア志向を明確にし、市場価値の高いスキルを戦略的に積み上げることが不可欠です。

また、同じメーカー系でも、企業によって待遇や成長機会は大きく異なります。

キッカケエージェントは、詳細な内部情報と手厚い選考対策、さらには年収交渉までをトータルでサポートし、あなたの納得のいくキャリア選択を後押しします。メーカー系SIerへの転職を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。将来に直結するキャリア戦略を、一緒に描いていきましょう。

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株式会社キッカケクリエイション
ITエンジニア専門のキャリアアドバイザー
毛呂淳一朗(Moro Junichiro)
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今の時点でご経験をされている言語や技術要素に関係なく、

①技術を通じてユーザーやお客様にとって使いやすいサービスの実現に興味があるエンジニアの方
②興味・関心がある技術について自ら学ぶ意欲をお持ちの方

上記に当てはまる方でしたら、素晴らしい企業とのマッチングをお手伝いできる可能性が高いです。

最近はお住まいの場所に限らず応募ができる企業や経験年数に関係なくフラットにご評価をして下さる企業も増えているため、ぜひ一度モロー宛てにご相談を頂けますと幸いです。

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